子どものMRI、2割の病院で麻酔中に呼吸停止 (読売新聞)ほか

子どものMRI、2割の病院で麻酔中に呼吸停止
読売新聞
8月13日(土)17時51分配信

 子どもにMRI(磁気共鳴画像)検査をする時にかける麻酔で、呼吸が停止するトラブルを2割近くの医療機関が経験していることが、日本小児科学会医療安全委員会の調査で分かった。

 麻酔時の安全対策が不十分な実態も明らかになり、早急な対策が求められる。12日に東京都内で開かれる同学会学術集会で発表される。

 MRI検査は、狭い装置内に横たわった状態で、通常30分以上かけて行われる。検査中は体を動かしてはならず、機械音も大きいため、子どもは、危険の少ない飲み薬や座薬の麻酔で眠らせることが多い。

 同委員会は、昨年8~10月、小児科専門医研修施設520病院を対象にアンケートし、416病院から回答があった(回収率80%)。

 それによると、これまでMRI検査での麻酔中に、何らかの合併症を経験したことがあるのは147病院(35%)。そのうち呼吸停止は73病院で、全体の18%。呼吸が浅くなったり顔色が悪くなったりする呼吸トラブルは75病院が経験し、心停止も3病院であった。




asahi.com 2011年8月13日0時6分
子どもに麻酔、病院35%「合併症経験」 MRI検査で

 子どもに磁気共鳴断層撮影(MRI)検査をする際にかける麻酔で合併症が起きた経験のある病院が3割以上にのぼることが、日本小児科学会医療安全委員会の調査でわかった。合併症には呼吸停止など深刻なものもあり、同学会は検査を安全に行うための指針づくりに乗り出す。

 12日の同学会であった報告によると、昨年8~10月の調査に回答を寄せた416病院のうち、35%に当たる147病院で合併症の経験があった。呼吸停止は73病院、血中の酸素不足で呼吸が浅くなったりする症状は75病院、脈が異常に遅くなる徐脈は21病院が経験。心停止も3病院であった。

 MRIは痛みはないが、ベッドに寝ている間に体が動くと正確な検査ができないため、子どもの場合、飲み薬や座薬で弱い麻酔をかけることが多いという。麻酔は主に小児科医が行うが、危険性はこれまでも指摘されてきた。

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