通貨戦争における日中戦争戦費調達と銀行

http://www.nikkeibp.co.jp/archives/301/301065.html
円・元・ドル・ユーロの同時代史 第21回~日本が手がけた贋金づくり
nikkeiBPnet 2004年4月9日 Chapter 3 通貨の政治性 4 戦争と紙幣・通貨が戦うとき
谷口 智彦(編集委員室主任編集委員)


多田井喜生朝鮮銀行 ある円通貨圏の興亡』(PHP新書、2002年) ISBN 4-569-62025-6

朝鮮銀行史研究会朝鮮銀行史』(東洋経済新報社、1987年)

多田井喜生『大陸に渡った円の興亡(上、下)』(東洋経済新報社、1997年)

多田井喜生『占領地通貨工作』(みすず書房, 1983年)


李東俊「朝鮮銀行在日資産の「特殊清算」と韓日請求権問題
李東俊「朝鮮銀行在日資産の戦後処理と日韓請求権交渉『企業研究』32号,中京大学企業研究所


NHKスペシャル「圓の戦争」
総合 2011年 8月14日(日)午後9:00~午後10:00(60分)


横浜正金銀行
横浜正金銀行 戦費

朝鮮銀行 戦費



阪田誠盛
阪田機関
熊野三平『「阪田機関」出動ス・知られざる対支諜報工作の内幕』(展転社、1989年)

杉工作


Jonathan Kirshner, Currency and Coercion: The Political Economy of International Monetary Power (Princeton, NJ: Princeton University Press, 1995)

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この記事へのコメント

ましこ
2011年08月16日 13:07
http://nabesada.cocolog-nifty.com/meme/2011/08/nhk-a7f1.html
『眞鍋貞樹の研究部屋』August 15, 2011
NHKスペシャル「圓の戦争」を観た

 NHKスペシャル「圓の戦争」を観た。
 素晴らしい内容だった。
 財政的にどう考えても無謀な戦争を遂行していく上で不可欠な「軍資金」が、銀行相互の「預け合い」という錬金術から生まれていたということを丹念に裏付けたものだった。
 「預け合い」は、国債の日銀引き受けといった政策にもつながるものだが、金融・財政政策での禁じ手の一つである。要するに錬金術の一つであり、実態を伴わない取引である。
 大陸に 「王道楽土」の建設を夢想し、さらに「大東亜共栄圏」を建設するという誇大妄想的な外交政策が、実はこうした錬金術で賄われて、果ては太平洋戦争に突っ込んでいくことになったというわけである。
 夢を観るのは結構だが、あまりにも誇大妄想的なものは避けるべきだし、その夢を実現させるための資金の手当てがないまま、「カネは後から貨車でやってくる」という安易な発想から走り出しては、いずれ破綻するのは当たり前と心得ることが大切なのである。
ましこ
2011年11月04日 18:08
放送批評懇談会が選ぶベスト番組【ギャラクシー賞月間賞】
怪しい錬金術で日本は戦争に負けた~Nスペ「圓の戦争」
(GALAC 2011年11月号掲載) 2011年10月23日(日)配信

NHKスペシャル「圓の戦争」 8月14日放送 21:00~21:58 日本放送協会

旧陸軍の暴走を支えた錬金術に絶句してしまった。大陸での日本軍の戦費は、「戦争をもって戦争を養う」という思想によって現地調達されたが、それは傀儡である朝鮮銀行や台湾銀行に銀行券「圓」を無限に発行させたという出鱈目な手法によって実現した。その裏打ちのないまさにペーパーマネーは、当然のように猛烈なインフレを招き、占領地域の経済を混乱させた。

ロジスティックが機能せず、本当は餓死者が多かったという悲惨な前線の話はよく耳にしたが、ハイパーインフレで貨幣価値がなくなり、食べ物が買えずに餓死してしまった現地の民間人の話はあまり知られていない。武器によってではなく、「圓」によって殺されたことになる。その額は日中戦争からの8年間で7558億円、現在の貨幣価値に換算すると数百兆円にも上るという。今なおその借金が財務省のバランスシートに残っている。つまり帳簿の上ではまだ戦争は精算されていないのだ。
また、外貨準備が底をついたため、戦費調達の最後の手段として金の地金をニューヨークに船積みし、決済の余剰金を横浜正金銀行の現地支店に隠していたという事実も明らかになった。そこまでしてまだ戦争を続けようとしたのだ。勝てる見込みのない戦争に突き進んでいった背景が見えてきた。

政治や思想や戦術から戦争を捉えた番組は数多くあるが、戦費調達や経済面から解析するという手法は斬新であり、“戦争の狂気”の様が有無を言わせぬ説得力で見る者に迫ってくる。丁寧な調査、取材によって必見の作品となった。…(川喜田尚)

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