<東電社員殺害>別人の唾液付着か 東京高検DNA鑑定へ (毎日新聞)ほか

<東電社員殺害>別人の唾液付着か 東京高検DNA鑑定へ
毎日新聞
9月5日(月)1時11分配信

 東京電力の女性社員殺害事件(97年)で無期懲役が確定したネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)の再審請求審で、東京高検は被害者の胸部から検出された唾液など約40点を対象に新たにDNA型鑑定を行う方針を東京高裁と弁護側に伝えた。唾液の血液型は、B型のマイナリ受刑者とは異なる疑いがあるという。検察側はこれまで弁護側に証拠開示しておらず、「証拠隠し」との批判も出そうだ。

 関係者によると、高検が新たに鑑定を決めたのは、唾液の他、被害者の所持品の付着物など約40点に上る。唾液は微量であるうえ、付近に誰のものか不明な汗や微物もあり、事件当時はDNA型鑑定が困難だったという。被害者と、事件当日に別の場所で被害者と性交渉した男性の血液型はいずれもO型で、2人のどちらかの唾液である可能性もある。

 再審請求審で高検は今年3月、被害者の体内に残った精液や現場アパート室内にあった体毛など42点のDNA型鑑定を実施。一部でマイナリ受刑者に有利な鑑定結果が出たが、今回の唾液などは証拠開示自体がされていなかった。弁護側によると、42点の結果の開示を受けた際、検察側は「警察と検察の手元に残っている(再鑑定できる)試料はこれだけ」と説明したという。

 ある検察幹部は「必要な鑑定は必要に応じてやろうということ(判断)だ。証拠を隠したというわけではない」と説明した。

【関連記事】
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【東電女性社員殺害】新試料、DNA鑑定 所持品など、東京高検が検討
最終更新:9月5日(月)8時8分




東電OL殺人事件 - Wikipedia

【毎日新聞関連過去記事】
<東電女性社員殺害>東電女性社員殺害:遺留物に別人のDNA 再審の可能性
<一審では>東電女性社員殺害 ネパール人被告が無罪に(2000年4月14日掲載)
東電女性社員殺害 被告に逆転有罪判決--東京高裁(2000年12月22日掲載)
東電女性殺人事件 ネパール人被告の無期懲役が確定(2003年11月6日掲載)



【ブログ内関連記事】
●東電女性社員殺害:遺留物に別人のDNA 再審の可能性(毎日)ほか
http://sociologio.at.webry.info/201107/article_65.html
●毎日 社説:東電女性社員殺害 再審で審理やり直せ
http://sociologio.at.webry.info/201107/article_66.html



東電OL殺人事件
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佐野 眞一

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この記事へのコメント

ましこ
2011年09月09日 23:36
<東電女性社員殺害>弁護団 液体鑑定書を新証拠で提出へ
毎日新聞 9月9日(金)21時49分配信

 東京電力の女性社員殺害事件(97年)で無期懲役が確定したネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)の再審請求審で、弁護団は9日、事件当時に被害者の胸部から検出された唾液のような液体の血液型の鑑定書を新証拠として東京高裁に提出する意向を示した。弁護団は「受刑者の血液型(B)が検出されていないことは明らかで、再審を開始すべき証拠」としている。

 東京高検は8日、これまで開示していなかった唾液のような液体や首の付着物など計42点の試料と、その血液型の鑑定書を弁護団に開示。9日にあった高裁、高検、弁護側の3者協議で、高検はこれらのDNA型鑑定を追加実施する方針を示した。弁護団は一部の実施に同意したが、どの試料を鑑定するかの結論は先送りになった。

 協議後に会見した弁護団によると、開示された鑑定書は、事件当時に警視庁科学捜査研究所が実施した、被害者の口や左右の乳房に付着していた唾液のような液体の血液型鑑定書。いずれもO型の反応があったが、被害者本人(O)の体液も混じっていると考えられるため「血液型は必ずしもO型と断定できない」と結論付けている。ただしO型だった場合、唾液のような液体は被害者か第三者のものの可能性がある。

 高検は7月までに、被害者の体内に残った精液や現場アパート室内にあった体毛などのDNA型鑑定を実施し弁護側に開示。この結果、事件当日に殺害現場で受刑者とは違うO型の第三者が被害者と接触した可能性が浮上している。【鈴木一生、山本将克、山田奈緒】
ましこ
2011年09月12日 18:08
東電OL殺害、「別人の唾液」新証拠として提出
読売新聞9月12日(月)13時15分

 東京電力女性社員殺害事件で無期懲役が確定したネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)の再審請求審で、弁護側は12日、女性の胸に同受刑者とは異なるO型の血液型の唾液が付着していたことを示す血液型鑑定書を「無罪とすべき新証拠」として東京高裁に提出した。
 弁護側は「唾液からマイナリ受刑者のB型が検出されなかったことは、犯人性に疑いを生じさせる重要な状況証拠だ」としている。
 この唾液は捜査段階で検出されていたが、検察側は「誰の唾液か特定できず、証拠としての価値は乏しい」などとして、公判で証拠開示していなかった。東京高検は唾液を含む不開示証拠42点についてDNA鑑定を追加で行う方針だが、弁護側は鑑定の対象を絞り込むよう求めている。
ましこ
2011年09月12日 18:09
東電OL殺害で「新証拠」提出 「別人の唾液」鑑定書
産経新聞9月12日(月)14時47分

 東京電力の女性社員殺害事件で、強盗殺人罪に問われ、無期懲役が確定したネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)の再審請求審で、弁護団は12日、遺体の胸に付着した唾液(だえき)のような液体の血液型がO型である可能性が高いとする鑑定書を、新証拠として東京高裁に提出した。
 東京高検は、唾液の鑑定書や被害者の首回りの微物を採取するために警察が巻いたテープなど、これまで開示していなかった証拠計42点を弁護団に開示。高検と弁護団で合意が得られた証拠から、順次鑑定を行う方向で調整が進められている。
 鑑定では、遺体の口と左右の胸の計3カ所から唾液反応が検出された。鑑定書は、唾液が微量で被害者(血液型O型)の体液と混在している可能性もあると指摘。その上で「いずれもO型と思料されるが、断定はできない」と結論づけている。
 弁護団は「マイナリ受刑者の血液型であるB型が検出されていない以上、犯人性を否定するものだ」と主張している。

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