犯人隠避公判 国井検事、改竄は「ブラックジョークと思った」 (産経新聞)ほか

まさかと思った…同僚検事が証拠品改ざん証言
読売新聞
10月12日(水)14時2分配信

 大阪地検特捜部の証拠品改ざん事件を巡り、犯人隠避罪に問われた元部長・大坪弘道(58)、元副部長・佐賀元明(50)両被告の第6回公判が12日、大阪地裁(岩倉広修(ひろみち)裁判長)であった。

 元部下の国井弘樹検事(36)(現・法務総合研究所教官)の証人尋問の3日目。

 弁護側は、国井検事に対し、前田恒彦元検事(44)(証拠隠滅罪で実刑確定)からフロッピーディスク(FD)改ざんを打ち明けられた際、「平然とした感じで『変えるソフトがあるんだよ』と言われ、ブラックジョークと思った」――とする捜査段階の説明について確認。国井検事は「はい。まさかと思いました」と答えた。

 また、国井検事は最高検の事情聴取に「(改ざん前のデータを記録した)捜査報告書はシュレッダーにかけたと思った」と述べたことに関連して、「改ざんしたぐらいだから、報告書にも何らかの処置をしたと考えた」と証言した。





犯人隠避公判 国井検事、改竄は「ブラックジョークと思った」
産経新聞
10月12日(水)15時29分配信

 大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)・犯人隠避事件で、犯人隠避罪に問われた元特捜部長、大坪弘道被告(58)と元副部長、佐賀元明被告(50)の第6回公判が12日、大阪地裁(岩倉広修(ひろみち)裁判長)で開かれた。前田恒彦受刑者(44)=実刑確定=から押収品のフロッピーディスク(FD)のデータ改竄を打ち明けられたとされる国井弘樹検事(36)が「最初に改竄のことを聞いたときはブラックジョークだと思った」と証言した。

 国井検事への尋問は3回目。国井検事は平成21年7月に前田受刑者から改竄を知らされ、翌年1月まで上司に報告しなかったとして懲戒処分を受けている。

 弁護側の反対尋問で、国井検事は改竄を打ち明けられた場面を振り返り、「前田受刑者はいつもと変わらない様子で、まさかと思った」と話した。

 改竄前の正しいデータが印字された捜査報告書に関しては「シュレッダーで処分するなど、前田受刑者が何らかの方法で記録から外すと考えていた」と証言。「公用文書毀棄(きき)罪に当たる行為だが」とただされると、「改竄までしたのだから、処分することもあり得ると思った」と述べた。

 報告書は結果的に処分されず、郵便不正事件の公判前に、厚生労働省元局長、村木厚子さん=無罪確定=の弁護人に開示された。





<証拠改ざん>「前田元検事、他にも」国井検事が証言
毎日新聞
10月12日(水)12時9分配信

 大阪地検特捜部の証拠改ざん・隠蔽(いんぺい)事件で犯人隠避罪に問われた元特捜部長の大坪弘道被告(58)と元副部長の佐賀元明被告(50)の第6回公判が12日、大阪地裁=岩倉広修(ひろみち)裁判長=で開かれた。検察側証人の国井弘樹検事(36)が出廷した。

 国井検事は、郵便不正事件の証拠品のフロッピーディスク(FD)を改ざんした前田恒彦元主任検事(44)=実刑確定=から09年7月に改ざんを知らされたとされる人物。改ざん前の正しいFDデータが記された捜査報告書についても「何らかのことをしているのではないかと思った」と述べ、前田元検事が他の証拠にも手を加えようとしていたとの認識を示した。

 国井検事が改ざん事件の捜査段階で「前田元検事が捜査報告書を公判部に引き継がないようにするため、シュレッダーで廃棄すると思った」と供述した点について、弁護側は「前田元検事が罪を犯す人物と思ったのか」と質問。国井検事は「改ざんまでしたので」と肯定した。

 国井検事はこれまでの検察側の主尋問で、10年1月30日に前田元検事の改ざんを佐賀被告に報告したと説明。その後、大坪被告から「誰にも言うな」などと口止めされたと証言している。【苅田伸宏】




証拠改ざん:元特捜部長「ミステークでいく」 部下が証言

 大阪地検特捜部の証拠改ざん・隠蔽(いんぺい)事件で犯人隠避罪に問われた元特捜部長の大坪弘道被告(58)と元副部長の佐賀元明被告(50)の第5回公判が5日、大阪地裁(岩倉広修=ひろみち=裁判長)であった。前回に続き、国井弘樹検事(36)が検察側証人として出廷。最高検が昨年9月、前田恒彦元主任検事(44)=実刑確定=の証拠改ざん事件の捜査を開始後、大坪被告から「家族とプライドのために否認を通せと前田に伝えてくれと言われた」と証言した。

 国井検事は同じ頃、佐賀被告から電話で「前田から過失としか聞いていない。最高検にもそう言う」と言われたとも述べた。

 証言によると、大坪被告は昨年2月1日、国井検事が同僚3人に改ざんを伝えたことを聞き、「なんでそんなにしゃべるんだ。万死に値する。これからは誰にも言うな」と口止め。翌日には「ミステークでいく」と言われ、故意の改ざんを過失にすり替える方針と受け止めたという。

 また、大坪、佐賀両被告が同2日、国井検事を伴って次席検事に事情を説明。3日には検事正への説明後、大坪被告が満面の笑みで国井検事に握手を求め「さすがに今日はだめだと思った。これでクリアだ」と話したという。

 この半年前の09年7月、前田元検事から証拠品改ざんを告白された国井検事は、弁護側の尋問で「ほぼ犯罪行為と認識していた」と説明。秘密にしていたことが犯人隠避に当たるかについて「考えたことがなかった」と述べ「保身を図るなら過失としか聞いていないと言い通す」とした。

 公判終了後、両被告の弁護人は国井検事の証言について「意図的に作られたストーリーに過ぎない」と話した。【苅田伸宏】

毎日新聞 2011年10月5日 22時00分(最終更新 10月5日 23時51分)



証拠改ざん事件:「故意と認識」 証人検事が証言

 大阪地検特捜部の証拠改ざん・隠蔽(いんぺい)事件で犯人隠避罪に問われた元特捜部長の大坪弘道被告(58)と元副部長の佐賀元明被告(50)の第4回公判が27日、大阪地裁(岩倉広修裁判長)であった。前田恒彦元主任検事(44)=実刑確定=から郵便不正事件の証拠の改ざんを早い段階で打ち明けられた国井弘樹検事(36)が証人出廷し、「改ざんを知った佐賀被告は『俺は前田と一緒に辞めるんだ。最後くらい好きにさせろ』と話した」と証言。佐賀被告が改ざんを故意と認識していたとの見方を示した。

 国井検事は郵便不正事件捜査に参加していたが、09年7月に前田元検事から証拠品のフロッピーディスク(FD)を改ざんしたことを打ち明けられた。前田元検事は国井検事に私用パソコン画面を示し、専用ソフトでFDのデータ更新日時を変えたことなどを明かしたとされる。

 昨年1月27日の郵便不正事件の初公判で、弁護側がFDのデータが検察側の主張と矛盾することを指摘。国井検事は3日後の30日、前田元検事の改ざんを佐賀被告に報告した。国井検事によると、佐賀被告は国井検事らが同席した場で前田元検事と電話で話し「プロパティ(更新日時)なんか変えられるんか」などと質問。電話の後、佐賀被告は「なんで前田はこんなことしちまったんだ」と興奮した様子だったという。

 弁護側は国井検事が約半年も上司に報告しなかったことから、証言の信用性に疑問を示している。国井検事は「怖くなり、深入りしたくなかった」と述べた。【苅田伸宏、村松洋】

毎日新聞 2011年9月27日 21時32分

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