事故リスク、複数試算=発電コストに反映へ―原子力委 (時事通信)ほか

事故リスク、複数試算=発電コストに反映へ―原子力委
時事通信
10月13日(木)18時26分配信

 政府の原子力委員会は13日、原発の発電コストを検証する「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」の2回目の会合を開き、原発事故に伴う損害賠償や除染費用など「事故リスク」を検討した。リスクを試算して発電コストに織り込む考え。会合後、鈴木達治郎座長は記者団に、既存の原子炉と最新鋭の原子炉に分けてリスクを試算する考えを示した。
 同小委は25日の3回目の会合で、核燃料サイクルのコストとともに試算結果を取りまとめる方向。その上で、原子力委を通じ、エネルギー・環境会議のコスト等検証委員会に報告する。 




福島原発事故基にコスト算出
NHK
 10月13日 18時39分
 原子力発電にかかるコストを試算している国の原子力委員会は、原発事故が起きた場合の費用を発電コストに反映させるため、東京電力福島第一原子力発電所の事故の損失額をベースに、損害賠償や廃炉などにかかる費用を発電コストに加えて算出することを決めました。
 原子力委員会は、国の原子力政策の基本方針となる原子力政策大綱の見直しに伴って、原子力発電のコストを試算する作業を始めていて、原発事故が起きた場合のコストも新たに試算することにしています。会合では事故のコストにどの程度の被害額を含めるかが議論され、福島第一原発事故の損失額をベースに、損害賠償や廃炉、それに除染にかかる費用を含めることを確認しました。福島第一原発の事故の損失額を巡っては、国の委員会の報告書で損害賠償や廃炉それに除染などにかかる費用を含めて5兆7000億近くに上ると試算されています。会合では委員から除染の費用がさらに増えるのではないかという意見も出て、こうした意見を検討したうえで、損失額に事故の発生確率を掛け合わせて、次回の会合で具体的な発電コストを算出することにしました。座長を務める鈴木達治郎原子力委員長代理は「選択する条件で数値が変わるので、試算した数値の幅を明らかにして、基になる考え方もしっかり示したい」と話しています。次回の会合は25日に開かれ、試算はエネルギー政策の見直しを検討している政府の委員会に報告することにしています。

 原子力や火力などさまざまな発電方式による発電コストについては、過去にも試算があります。エネルギー政策の見直しを議論している政府の「エネルギー・環境会議」が設けた委員会で示されたこれまでの試算は、1キロワットアワー当たりの価格で、「原子力」が最も安く5円から6円。次いで「石炭火力」が5円から7円。「液化天然ガスを使った火力」が6円から7円、それに「規模の大きな水力」が8円から13円となっています。また、再生可能エネルギーでは、「風力」が11円から26円、「地熱発電」が11円から27円となっています。ただ、こうした試算については、試算された時期や試算方法の条件、それに試算を行った機関がばらばらのため単純に比較できないのではないかという指摘があります。政府の委員会はこうした試算について、それぞれの発電方式ごとに試算の条件などによる変動要因を考慮したうえで、年内にもそれぞれのコストの試算結果を比較検証することにしています。




原発コスト、事故頻度めぐり議論 内閣府の原子力委
asahi.com
 2011年10月13日20時17分

 原子力政策の見直しを検討する内閣府の原子力委員会は13日、東京都内で会合を開き、初めて原発事故の被害額を含めたコスト試算を議論した。前提になる事故の発生頻度について、計算方法で議論が分かれた。

 この日は事務局が、発生頻度について、国際原子力機関(IAEA)の安全目標「延べ運転年数10万年に1回以下」で試算する方針を提案。出力120万キロワットと大型の原発で稼働率も80%と高い条件で、原発事故の被害総額10兆円と仮定すると、コストの追加分は1キロワット時あたり約0.01円になるという。

 だが、出席者から、国内の原発の運転年数と東京電力福島第一原発事故を踏まえると、発生頻度は事務局案より2ケタ高い「1千年に1回台」となりコストも上がると、疑問が出された。このため、事務局が試算条件を再検討することになった。25日に試算値を示すという。




http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_hatsukaku.htm
原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会
 原子力委員会は「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」を設置し、使用済燃料の直接処分方法等の概念、原子力発電・核燃料サイクルの経済性試算、原子力発電・核燃料サイクルオプション等、原子力発電・核燃料サイクルの総合評価に資するデータの整理を行います。

原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会の設置について
(平成23年9月27日委員会決定)
(PDF:116KB)

開催案内

・開催日時が決まり次第御案内いたします。
会議資料・議事録

第2回 平成23年10月13日(木)
(議題)
(1) 原子力発電所の事故リスクコスト試算の考え方
(2) その他
○ 会議資料      ○ 音声(議事録が掲載されるまで配信致します。)

第1回 平成23年10月11日(火)
(議題)
(1) 小委員会の設置について
(2) 核燃料サイクルコスト試算モデル・条件の確認
(3) その他
○ 会議資料      ○ 音声(議事録が掲載されるまで配信致します。)




●悲鳴にちかい必死の原発擁護論3
http://sociologio.at.webry.info/201106/article_16.html
●5月12日 原子力の本当のコスト (テレ朝) 小出裕章(小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ)
http://sociologio.at.webry.info/201105/article_53.html
●ブログ内「原発 試算 コスト」関連記事

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