東電、福島第一原発の電源連結見送り 5年前に検討  (asahi.com)ほか

東電、安全対策あと回し 「原発もコスト重視」
朝日
2011/01/23朝刊社会面
画像 東京電力福島第一原発では1990年代以降、1~6号機を電気ケーブルでつなぐ改良工事の検討だけでなく、様々な電源設備の補強案が浮上していた。だが、その多くが実現されず、東日本大震災で炉心溶融など…
















東電、福島第一原発の電源連結見送り 5年前に検討 
asahi.com
 2011年10月23日3時2分

画像 東京電力が福島第一原発の全電源喪失を防ぐため、2006年に1~6号機を電気ケーブルでつないで電源を融通し合う改良工事を検討しながら、技術的な障害を理由に見送っていたことが分かった。原子力工学の専門家らは「改良工事は可能だった。電源喪失は起きないとの過信から工事は必要ないと判断したのではないか」と指摘している。

 第一原発では東日本大震災で津波に襲われた後、1~4号機の電源が失われ、炉心溶融や水素爆発が起こった。5、6号機は互いに連係しており、唯一残った6号機の非常用ディーゼル発電機1台で原子炉を冷却できた。その後、東電は4月25日までに、応急措置として地面にはわせた電気ケーブルで1~6号機を連係させる対策をとった。この経過から、専門家は「06年の改良工事をしていれば、重大事故を防げた可能性がある」とも指摘した。

 東電元幹部によると、04年10月の新潟中越地震で変電所が被災した教訓などから、福島第一原発では06年、自然災害などで電源を失って過酷事故に至る事態を避けるため、電源設備を増強する計画が練られたという。構内の南側の1~4号機は互いに電気ケーブルでつながっており、電源を融通できるようにしていた。北側にある5、6号機の間でも電源を融通できたが、1~4号機と、5、6号機の間はつながっていなかった。改良工事では、鉄塔に架設したり、トンネルに通したりしたケーブルで1~6号機をつなぎ、安全性を高めようとした。

 元幹部は「改良工事には、関連の土木工事も含めて数十億円規模の工事費が見積もられ、実施される予定になっていた」と話す。しかし、東電の説明では、構内にケーブル敷設の際に障害となる構造物や埋設物が多く、ケーブルが長くなることで電圧低下も起きることから、検討の域を出ないまま、工事の具体化は断念したとしている。……




●[PDF] 「想定外」のウソ(NIKKEI BUSINESS 2011.4.25)
http://bukogera.com/up/toden2.pdf


【ブログ内関連記事】
●東京電力の罪と罰 巨大“原発共同体”の過ちと電力改革(日経ビジネス)
http://sociologio.at.webry.info/201104/article_135.html
●福島第1原発:東電「貞観地震」の解析軽視(毎日)ほか
http://sociologio.at.webry.info/201103/article_89.html
●東電、貞観大津波も過小評価か 4メートル未満と推定 (asahi.com)ほか
http://sociologio.at.webry.info/201105/article_80.html
●福島第一、安全設計で第二と違い 電源喪失巡り東電指摘 (asahi.com)
http://sociologio.at.webry.info/201104/article_30.html
●世界の環境ホットニュース[GEN] 806号:アメリカGEを訴える藤田東吾氏を応援しよう
http://sociologio.at.webry.info/201105/article_104.html

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック