柏・高放射線量地:土壌から27万ベクレルのセシウム検出(毎日)ほか

柏市の市有地、地下土壌からも27万ベクレル
読売新聞
10月22日(土)20時41分配信

 千葉県柏市根戸の市有地で毎時57・5マイクロ・シーベルトの放射線量を検出した問題で、市は22日、地表から約30センチ下の土壌から、1キロ・グラムあたり最高で27万6000ベクレルと高濃度の放射性セシウムが検出されたと発表した。

 市は当初、原発事故との関連は「考えにくい」としていたが、文部科学省はこの日、「原発事故以降、各地で検出されているセシウムが出たことで関係があるともないとも言えなくなった」とし、市と協力して原因を解明する方針。

 土壌サンプルは地中30センチで2か所、地表面1か所で採取。最高値の内訳は、半減期が2年のセシウム134が12万4000ベクレル、同30年のセシウム137が15万2000ベクレルだった。地中の別の1か所は19万2000ベクレル、地表面は15万5300ベクレルだった。



<放射線量>柏で57.5マイクロシーベルトを計測
毎日新聞
10月21日(金)21時35分配信

 千葉県柏市は21日、同市根戸高野台の市有地で毎時57.5マイクロシーベルトの異常に高い放射線量を計測したと発表した。同市周辺は東京電力福島第1原発事故の影響で比較的放射線量が高いが、現場で線量が高いのは半径1メートルとごく限られた範囲のため、同市放射線対策室の染谷誠一室長は「原発事故の影響とは考えづらい」と話している。

 現場周辺は高台の住宅街で、1957年ごろに同市が旧大蔵省から購入し、戸建ての市営住宅30棟が建てられたが、90年ごろから段階的に取り壊され、現在は更地。無償で借りた地元町会が広場として利用していた。

 18日に隣接する道路を簡易測定器を持ち散歩中の市民が高線量に気付いて、市に通報。市の測定器が計測限界の同10マイクロシーベルトを超えたため、県環境財団が21日に地表部を測り、最高同57.5マイクロシーベルトの値が出た。

 市は21日から隣接する道路を通行止めにして半径3メートルを立ち入り禁止にし、現場を土のうとブルーシートで覆った。週明けの24日に文部科学省と詳細な調査をする。

 近くの男性会社員(44)は「生まれてからずっと住んでいるが、原子力に関係するものがあった記憶はない。母がよく通る場所なので心配です」と不安そうに話していた。

 東京都世田谷区では同3.35マイクロシーベルトを検出したが、原因は家屋内のラジウムだった。【早川健人、橋口正】




柏・高放射線量地:土壌から27万ベクレルのセシウム検出

毎時57.5マイクロシーベルトの高い放射線量が
検出されたため立ち入り禁止となった現場付近の
道路=柏市根戸高野台で2011年10月21日
午後7時25分、橋口正撮影

画像 千葉県柏市根戸高野台の市有地で毎時57.5マイクロシーベルトの異常に高い空間放射線量を検出した問題で、市は22日、現場の土壌から1キロ当たり最大27万6000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。土砂や防水シートで覆うなどの対策を行い、空間放射線量は同0.3マイクロシーベルトに下がったという。週明けの24日、文部科学省と現場を掘り返して原因を調べる。

 市によると、土壌検査の結果、地表面で1キロ当たり15万5300ベクレル、地表下30センチで27万6000ベクレルを検出。半減期が2年とされるセシウム134が7万200~12万4000ベクレル含まれ、残りは半減期が約30年とされるセシウム137だった。

 高線量が確認された21日の時点で市は、福島第1原発事故との関連は薄いとみていたが、セシウム134が大量に確認されたこともあり、同省の担当者は「現地の地形などの詳細調査が必要だが、原発事故との関連は否定できない」とした。

 福島第1原発事故後、福島県内では、市民団体が福島市渡利地区の土壌調査で1キロ当たり30万ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたと発表した例などがある。国は10万ベクレルを超える汚泥についてはコンクリートなどで遮蔽(しゃへい)して保管することを求めている。

 現場は、市営住宅跡地で地元町会が広場として利用していた。市は現場の道路を通行止めとし、半径3メートルを立ち入り禁止にしている。【森有正、清水憲司】

 ◇さらに調査が必要
 福島県南相馬市で住宅や農地の除染活動に取り組む日本原子力研究開発機構の天野治工学博士の話 セシウム134は半減期が約2年だが、過去2年間で大量に放射性物質が飛散した例はないほか、セシウム134とセシウム137の検出比率から、今回の原発事故が原因である可能性が高い。表層よりも地中の線量が高いのは、放射性物質を含んだ大量の土砂が埋まっているためではないか。放射線量の高い地域の学校や住宅で削った表土の処理に困って捨てたことも考えられる。サンプルを増やしてさらに調べるべきだ。

毎日新聞 2011年10月22日 21時44分(最終更新 10月22日 23時43分)

【高い放射線量を計測】放射線量:柏で57.5マイクロシーベルトを計測
放射性物質:「7マイクロSV測定」松戸の共産党市議団が
放射性物質:東村山の小学校裏で2マイクロシーベルト
福島第1原発:放射線量分布を詳細な地図に 文科省HP
放射性物質:二本松のコメから検出「極めてまれなケース」
高濃度セシウム:いわき沿岸でプランクトンから検出





放射性物質:「7マイクロSV測定」松戸の共産党市議団が

 千葉県松戸市の共産党市議団は20日、同市内の公園、民家、保育園など144カ所での空間放射線量の測定結果を発表した。1カ所あたり最大25地点で測定し、農業用ビニールハウスそばで記録した毎時約7.0マイクロシーベルトが最高。37カ所で同1マイクロシーベルト以上の地点があった。

 調査には市民ら約1830人が参加し、先月7日から今月17日、各地点の地上5センチで計測。同市議団は同約7.0マイクロシーベルトを記録した場所については「風評被害の恐れがあり、場所やその後の対応も答えられない」と話している。公園での最高値は西ノ下公園(同市西馬橋幸町)砂場の同約3.42マイクロシーベルトで、連絡を受けた市が除染し、同0.3マイクロシーベルトに低下した。

 同市はこれまでも、市民が独自に測定した地点で再測定するなどし、既に約10カ所で緊急除染を実施。今後も、公園などでより詳細な調査を進める。

 砂場など特定の場所で局所的に高い汚染が確認される傾向が強く、同市議団は「比較的安全と考えられていた場所で突出した数値が出て驚いている。より細やかな調査が急務だ」と話している。【橋口正】

毎日新聞 2011年10月20日 22時11分(最終更新 10月21日 0時00分)




【ブログ内関連記事】
●千葉県の高級住宅街 5万ベクレルの異常値(週刊現代)
http://sociologio.at.webry.info/201108/article_22.html
●セシウム汚染の帯、首都圏に 千葉・埼玉の汚染地図公表 (asahi.com ...
http://sociologio.at.webry.info/201110/article_1.html
●放射能汚染図表・リンク
http://sociologio.at.webry.info/201107/article_75.html
●母乳から微量の放射性物質=市民団体が検査-福島(時事)ほか
http://sociologio.at.webry.info/201104/article_100.html
●坪井賢一「実態がわかってきた関東平野の放射能汚染 各地で空間 ...
http://sociologio.at.webry.info/201106/article_76.html
●浄水場の汚泥から放射性物質検出、水道水からは不検出で「安心して ...
http://sociologio.at.webry.info/201105/article_68.html
●フランスIRSNによる「推定年間被曝量を示した地図」(深水英一郎)
http://sociologio.at.webry.info/201104/article_91.html
●101. 福島原発の事故その5 (2011/4/24 書きかけ)【牧野の公開用日誌】
http://sociologio.at.webry.info/201105/article_25.html
●東北・関東地方の内部被爆リスク
http://sociologio.at.webry.info/201103/article_80.html
●102. 福島原発の事故その6 (2011/5/29-6/4)【牧野の公開用日誌】
http://sociologio.at.webry.info/201106/article_21.html

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

ましこ
2011年10月23日 20:27
原発事故影響の可能性=側溝破損、雨水漏れか―千葉の高放射線量で調査・文科省
時事通信 10月23日(日)16時34分配信

 千葉県柏市根戸の市有地土壌で高放射線量が計測された問題で、文部科学省は23日、現地調査を実施した結果、計測場所脇の側溝のコンクリートが破損していたため雨水が漏れた可能性があるとして、東京電力福島第1原発事故の影響との見方を示した。
 調査に訪れた同省の中矢隆夫放射線規制室長は「検出された土壌の放射性セシウム134と137の比率から、原発事故との関連の可能性は高い」と指摘。地中から高い放射線量が検出された原因について「脇に深さ約30センチの側溝があり、破損していた。破損箇所から雨水が地中に入ったためではないか」と説明した。
 同省職員らはこの日、現場周辺の状況や空間放射線量を調査。地表で毎時14.6マイクロシーベルト、高さ1メートルの場所で同2マイクロシーベルトを検出したという。

この記事へのトラックバック