ハイリスクな夜勤バイト体制を たなにあげ、「他の牛丼店と同じ防犯態勢」など責任転嫁の 某外食チェーン

「すき家」強盗が急増…夜間は1人勤務、ゲーム感覚で犯行も

県内でも「すき家」強盗が急増 運営会社も防犯態勢強化
産経新聞 10月1日(土)10時37分配信

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連続で強盗被害にあった「すき家川越諏訪町店」。
運営会社の「ゼンショー」は店舗の24時間監視など
防犯態勢を強化している=28日、川越市
(写真:産経新聞)

画像 埼玉県内では9月に入り、大手牛丼チェーン店「すき家」を狙った強盗事件が急増している。昨年は1年間で7件だったが、今年は9月だけで6件も発生(28日現在)。「毎度おなじみのすき家強盗です」などと脅してくる例もあり、県警はすき家に狙いをつけた犯行の可能性もあるとみている。運営会社の「ゼンショー」(東京都)でも、防犯態勢を強化して警戒に当たっている。(清作左)

 県警防犯のまちづくり推進室によると、県内で発生した「すき家」への強盗(未遂も含む)は昨年1年間では7件だったのに対し、今年はすでに12件(28日現在)発生、今月に入ってからは6件(同)と頻発している。

 朝霞署によると、16日未明に朝霞市朝志ケ丘の「すき家朝霞朝志ケ丘店」で起きた強盗事件では、男が同店に押し入ると、アルバイト店員(24)に刃物を突きつけながら「毎度おなじみのすき家強盗です。カネを出せ」などと脅迫。男はアルバイト店員が非常ボタンを押したため、何も取らずに逃走したという。

 川越市諏訪町の「すき家川越諏訪町店」では、今月5、16日に連続して強盗被害にあっている。県警の調べでは、今年の県内の牛丼店強盗は、すき家以外では発生していない。県警ではすき家を意図的に狙った犯行の可能性もあるとみて、警戒を強めている。

 大手検索サイト「グーグル」で「すき家」と検索すると、関連キーワードとして「すき家強盗」と出てくる。ある県警幹部は「インターネット上に『狙いやすい』などの情報や夜間の防犯状況が流れており、ゲーム感覚で犯行に及ぶものもいる」と明かす。

 すき家を運営する「ゼンショー」の広報室によると、逮捕者の中には、警察の調べに「ネット上の書き込みを見て自分でもできると思った」と供述している例もあるという。広報室は「他の牛丼店と同じ防犯態勢であっても、『狙いやすい』という情報があるのですき家が狙われる可能性が高くなるのではないか」と分析する。

 こうした事態に、県警では深夜から未明にかけて複数の人員を配置するよう呼びかけている。一方で、ゼンショー広報室は「店員が2、3人いても強盗に入られる例はある」としている。すき家で勤務中に強盗にあった40代の男性アルバイト店員は「夜間は1人勤務なので強盗に入られるかもしれないという不安はある」と明かす。その上で、男性は「こういう業態なので、1人で働くのは仕方がないです」と弱々しく話した

 ゼンショーでは、非常ボタンを押すと本社モニターに店内の映像が流れ、警察に通報する設備を整え、24時間態勢で警戒に当たるなどしている。広報室では「検挙が最大の防犯。防犯態勢を強化し、警察に協力していく」としている。

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