「人種差別」で物議のクッキー販売、無事に終了 米大学(CNN)

「人種差別」で物議のクッキー販売、無事に終了 米大学
2011.09.28 Wed posted at: 12:45 JST

(CNN) 米カリフォルニア大学バークリー校の共和党学生団体がカップケーキやクッキーを人種別の値段で販売するとして物議を醸した資金集めイベントが27日、無事に終了した。

同団体の代表、ショーン・ルイスさんはCNNに、「最大の成果は暴力が起きなかったこと」と話した。用意したカップケーキ300個は完売し、クッキー200個も少量を残すのみとなった。

ルイスさんによると、店頭では議論も盛んに交わされ、中には怒りの言葉をぶつける学生もいたが、殴り合いなどの事態にはならなかった。カリフォルニア大の他校舎からも、心配した共和党学生団体が手伝いに駆け付けたという。

このイベントでは、クッキーなどの値段を男性が白人2ドル、アジア系1.5ドル、ラテン系1ドル、黒人75セント、先住民系25セント、女性ならさらに一律25セント引きにとランク付けして販売。ルイスさんらは、カリフォルニア大の入学者選抜などで導入が検討される人種、性別による優遇措置を皮肉り、「人種間のランク付け」に対する批判を促すのが目的と説明していた。

この日、同じ会場の数メートル離れた場所には、バークリーの学生自治会が優遇措置導入に賛同する相談窓口を開設した。自治会長のビシャリ・ルーンバさんは、ルイスさんらのイベントには多くの学生が嫌悪感を示していると指摘。「言論の自由は認めるが、このやり方は建設的ではない」と批判した。

ルイスさんらは収益の寄付先を検討中だが、イベントが巻き起こした議論で迷惑がかかる恐れもあるため、団体名の発表は控える方針だという。

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